子どもたちのこと

カミカド

2020年06月05日 16:02


コロナ禍中。またまたご無沙汰していました。

長かった自粛生活も終わり、今月から子どもたちの学校、園生活が本格的に始まりました。人生初の自粛生活。平日も休日も堂々と子どもたちと一緒に過ごせるかつてない貴重な機会でした。休日に子どもたちといても頭から完全に仕事のことを消去できない私は、思いついたように「ちょっと仕事行ってくるわ」と出かけたりしていましたが、今回は寝ても覚めても子どもたちとのことばかり。色々思うことがありました。

子どもたちとの関係性は多種多様。親の数×子の数はあるわけで、無数なカタチがあるのでしょう。その中でどのような関係性を選択するのか、どこのご家庭でも子どもにとってこのカタチがベストかなと、模索しながら日々の生活を送っておられるのではないでしょうか。私も今まで分かり易い事例でいえば保育園か幼稚園か、私に向いているという理由で保育園を選んできたけど、もう少し子どもたちと一緒に過ごせる時間を取ってあげた方がいいのかなと思わない日はないくらい、子どもにとってのベストという視点では答えが出せずに今にいたります。子どもにとってのベストが分からないならひとまず自分にとってのベストな方を、という考えで、今までたくさんの選択をしてきました。今回毎日子どもたちといて感じたのは、AかBか、その次はCかDか、とてもデジタルな思考で問題解決に臨んでいたけれど、もっと広く、長いスパンで今の子どもたちを捉えればいいのではないかということでした。なんだかとりとめのない話のように聞こえますが、目の前の問題はとても小さいというイメージを持つことが大切なことに思います。

今しなければならないこともないし、ましてや今させなければならないことなんてあるわけない。それが自粛生活においてのわたしの学びでした。世界は果てしなく広いから。




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